【暴落対策】S&P500下落で不安な人へ。メンタル安定の鍵は「個人向け国債」だった

長期投資なら暴落はチャンスだよ
頭ではわかっていても、実際に資産が減ると怖くて眠れない……。
そんな経験はありませんか?
私はコロナショック以降に投資を始めた、いわゆる「コロナ後組」です。
右肩上がりの相場しか知らず、2025年4月の「トランプショック」で初めて大きな恐怖を感じました。

このままでは投資を続けられない
そう危機感を覚えた私がたどり着いたのが、自分のリスク許容度が思ったよりも低かったことを認め、安全資産の比率を上げるという対策です。
この記事では、暴落に怯えていた私が「夜ぐっすり眠れるメンタル」を手に入れるために行ったポートフォリオ改善策(現金の一部を国債へ変更)をお伝えします。
結論:メンタル安定の鍵は「リスク許容度」の見直し
最初に結論をお伝えします。
私が暴落の不安を解消できた理由は、特定の金融商品を買ったからではありません。
「自分は思っていたほどリスクに強くない」と認め、安全資産(無リスク資産)の比率を上げたからです。
- Before: リスク資産の比率が高く、暴落時に動揺していた
- After: 安全資産の比率を高め、その置き場所を「個人向け国債 変動10年」へ変更
もちろん、国債の金利でもインフレに完全に勝てるとは限りません。
それでも、銀行の約5倍の利息で少しでも資産を守りつつ、何より「毎日の株価チェックをやめて、夜ぐっすり眠る安心感」を得ることが、私には必要でした。
2025年トランプショックの衝撃。「株価を気にしない」は幻想だった


全世界株式なら世界中に分散されているから大丈夫
そう信じていた私の自信は、2025年4月に崩れ去りました。
トランプショックにより、米国市場の代表指数であるS&P500は最高値から12.17%も下落。
当然、私が積み立てている全世界株式もその影響を免れず、評価額は大きく下がりました。
初心者が直面した「見えない恐怖」
ベテラン投資家には「たった10%程度の調整」かもしれません。
しかし、暴落未経験の私には十分すぎる衝撃でした。

株価なんて気にしない
そう決めていたはずなのに、気づけば毎日チャートを見てしまいます。
まだ投資額が少ない今でさえ、こんなに不安なのです。
もし将来、投資額が数千万円になったら?
もし株価の低迷が数年も続いたら?
「今のメンタルでは、将来絶対に耐えられなくなる」
そう確信し、リスク許容度を見直すことにしました。
現金比率を上げたい。でも「インフレ負け」は嫌だという悩み

怖くなったから、株を売って安全資産に戻そうかな。
でも現金のままだと、全然増えないし……。
暴落対策として一番確実なのは、安全資産である「現金比率」を高めることです。
しかし、ここには大きなジレンマがあります。
「銀行預金の金利が低すぎる」 という問題です。
楽天銀行でも0.28%。現金のままでは資産は育たない
私はネット銀行の中でも金利が高い楽天銀行も使っています。
それでも、普通預金金利は0.28%(税引前/2026年1月時点)です。
暴落時のクッションとして現金は優秀です。
ですが、資産形成の視点で見るとパワー不足は否めません。

リスクは取りたくない(安全資産比率は上げたい)。
でも、少しでも増やしたい
そんなワガママな悩みを解決する手段として選んだのが、国債でした。
対策:安全資産に「個人向け国債 変動10年」を組み込む
私は安全資産の一部を、現金から「個人向け国債 変動10年」に置き換えました。

【参考リンク】 個人向け国債窓口トップページ : 財務省
そもそも「個人向け国債」とは?
国が発行する債券で、簡単に言えば「国にお金を貸して、定期的に利息を受け取る」仕組みです。
銀行預金よりも高い金利が期待できつつ、以下の3つの特徴を持つため、投資初心者でも安心して持てる「最強の安全資産」とも呼ばれています。
- 元本割れなし:満期時には額面金額が必ず戻ってきます。
- 国が保証:日本国が発行元なので、銀行よりも破綻リスクが極めて低いです。
- 1万円から購入可能:少額から手軽に始められます。
私が数ある種類の中で「変動10年」を選んだ理由は、以下の圧倒的なメリットがあるからです。
理由①:銀行預金の約5倍! 圧倒的な金利差
2026年1月時点の金利を比較してみましょう。
- 楽天銀行(普通預金): 0.28%
- 個人向け国債 変動10年: 1.39%
その差は歴然です。
同じ「元本割れしない安全資産」でありながら、置き場所を変えるだけで利回りが約5倍になります。
理由②:金利上昇に強い「変動金利」
私が「固定」ではなく「変動10年」を選んだ理由は、今後の金利上昇に備えるためです。
- 固定金利: 買った時の金利が続く。世の中の金利が上がっても恩恵なし。
- 変動金利: 世の中の金利が上がれば、国債の金利も上がる。
今後さらに金利が上がった場合も、この国債なら安心です。
半年ごとに適用利率が見直される仕組みが、今の経済状況では大きなメリットになります。
ポートフォリオ改革後の変化。株価が下がっても眠れるようになった

私のポートフォリオの変化は、以下のようになっています。
- リスク資産(攻め): 株式(インデックス投資信託など)
- 安全資産(守り): 現金 + 個人向け国債 変動10年
「国債が稼いでくれている」という安心感
この構成にしてから、株価の上下動があまり気にならなくなりました。
株が暴落して評価額が下がっても、こう思えるからです。

大丈夫。
国債側では1.39%の利息がチャリンチャリンと入ってくる
この心の余裕こそが、今の私にとっての「リスク許容度の最適解」だと感じています。
まとめ:投資を長く続けるために「心の守備力」を高めよう
投資で最も大切なのは、退場せずに続けることです。
今回、私は安全資産の比率を上げましたが、このリスク許容度が本当に合っているかは、次にくる「〇〇ショック」でわかります。
暴落が来ても、株価を気にせず夜ぐっすり眠れるか?
もし眠れるなら、それが自分にとってのリスク許容度の最適解です。
