『売国する気ある?』ツッコミが止まらない!『天才王子の赤字国家再生術』共感レビュー
「国を売って楽になりたい」――そんな爆弾発言から始まるのに、気づけば国を大繁栄させてる“売国詐欺王子”ウェイン。
ギャップのあるキャラ、絶妙なテンポ、ニニムとの絶対的信頼関係…観た人ならきっと「わかる!」と叫びたくなるはず。
このレビューは、『天才王子の赤字国家再生術』を既に観た人向けに、笑いとツッコミ満載で作品を語り尽くす共感レビューです。
⚠️本記事にはネタバレが含まれます。未視聴の方はご注意ください。
📖あらすじ(ネタバレあり)

まずはざっくり物語の概要を振り返ってみようか。

ここから先はネタバレも含まれますので、ご注意くださいね。
資源も兵力もない弱小国・ナトラ王国。その王子ウェインは、病に倒れた父に代わり、国政を任されることに。
本音では「国なんて売ってしまいたい」と思っているが、皮肉にもその機転とカリスマ性で内政・外交・軍事のすべてで成功を収めていく。
側近ニニムとともに数々の危機を乗り越え、敵国を翻弄しながら国力を高めていくウェイン。
当初の“売国願望”とは裏腹に、彼の活躍によってナトラ王国は次第に強国へと変貌していく。
だが物語後半では、ウェインよりも上手を行くライバルたちが登場し、単なる“成り行きラッキー王子”では通用しない局面も。
果たして彼は、自分の本音(=サボりたい)を貫けるのか――それとも「理想の王」になってしまうのか?
🌟星評価(5点満点)

さて、観終えた人間として、少し厳しめに評価してみようかの。

ただの採点じゃなく、感じたことをしっかり言葉にしていますよ。
項目 | 評価 | コメント |
---|---|---|
ストーリー構成 | (4.0) | 序盤のテンポ感とギャップ展開は◎。ただし後半になるにつれ“普通に有能な王子”になってしまい、売国ネタが減ったのは惜しい…! |
キャラクターの魅力 | (5.0) | ウェインとニニムの関係性が絶妙!顔芸・ボケ・ツッコミ・信頼関係すべてが詰まってて、ラノベ原作の中でもかなり上位クラスのコンビ。 |
テンポと展開 | (4.0) | 1話完結のような構成でサクサク進むのが魅力。ただ、慣れてくるとパターン化が気になるかも。でも毎話“うまくいっちゃう快感”がクセになる。 |
作画・演出 | (3.5) | 作画は安定してるけど、爆発的にすごい回があるわけではない。ニニムの作画だけは気合いが入ってる感…わかる。 |
オリジナリティ | (4.0) | “売国したい王子が無双する”ってコンセプトは新鮮!ただ後半は他作品との違いがやや薄れる印象。序盤の設定が一番尖ってた。 |
📝総合評価:
4.2 / 5.0『天才王子の赤字国家再生術』は、「国を売りたい」王子がなぜか国を繁栄させてしまうギャップコメディ×政治ファンタジー。
ウェインの顔芸や内心ダダ漏れのぼやきに笑いつつ、外交・戦略で敵を出し抜く展開は見ていてスカッとします。
ニニムとの信頼関係や、ラノベ原作らしい掛け合いも魅力。
ただ、後半になると“売国”ネタがやや薄れ、普通に有能な王としての描写が増えたのは惜しいところ。
それでも、テンポよく進む構成とキャラの個性、肩肘張らずに見られる気軽さは最後まで魅力的。
「想像以上に面白かった」と感じる人が多い、気軽に見られる良作アニメです。
魅力5選!この世界に引き込まれる理由

やっぱり、なんだかんだでこの作品に惹かれる理由はこれじゃろうな。

共感ポイントを5つに絞って、しっかり語ります!
① ギャップで引き込まれた!ウェイン王子という存在
物語の冒頭、いきなり国を「売っちゃおう」と言い放つ主人公。
もうその時点で「このアニメ、ただ者じゃないぞ…」と心を掴まれた人、多いのでは?
でもその直後に展開されるのは、巧みな外交戦、戦術を駆使した戦争回避、周囲の国を手玉に取る交渉力…
「いや、めっちゃ優秀やん!」とツッコミながらも、気づけばウェインの一手一手に拍手を送っている自分がいる。
彼の魅力は、ただの“有能王子”ではないところ。
あくまで「やる気がない」のに「結果を出してしまう」不本意な成功者。
そのギャップが、主人公を応援するのではなく、いじりたくなるという新しい感情を生んでいます。
しかも、ニニムがいないときだけに見せる顔芸や裏の顔。
その破壊力たるや、もはや“第二の主人公”レベル。
視聴者はツッコミ役として画面のこちら側に配置され、作品と一緒にボケとツッコミを回す感覚すらあります。
② ニニム最高。これだけは譲れない
どんな名作にも、「このキャラがいなかったら成り立たない」という存在がいます。
この作品において、それが間違いなくニニムです。
彼女は、ただの「冷静な女性副官」ではありません。
ウェインの暴走を抑える理性であり、作戦の補佐であり、時には心の拠り所。
でも、ただ従順でいるだけじゃなく、彼女なりの葛藤や感情も丁寧に描かれていて、ただの“できる女”で終わらないのがニニムのすごいところ。
個人的にグッときたのは、ウェインが「ニニムがいないならこの国いらねぇ」ってポロッと本音を漏らすシーン。
ここまで来るともう“売国”じゃなくて“愛国(というか愛ニニム)”ですよね。
しかも、ニニム自身も完璧超人に見えて、ちょっとした仕草や目線で感情を出してくるあたりがズルい。
強いのに繊細。冷静なのに人間味がある。
彼女の存在があるからこそ、この作品は“ただのコメディ”では終わらず、どこか温かく、じんわり刺さる作品に仕上がっているのです。
③ あの「運よく勝っちゃった」がクセになる構造
この作品の魅力は、毎話どこかで「やばいぞ」って空気になるけど、なんだかんだでうまくいく安心感。
この“黄金パターン”に中毒性を感じた人、多いんじゃないでしょうか。
ウェインは基本、やる気ゼロ。でもその頭脳はマジで優秀。
周りの期待も自分の理想も裏切りつつ、ちゃっかり成果を出してしまう。
この「努力してない風なのにすごい」って、現代人の理想像かもしれませんね…。
ただし、物語の2話に登場するマーデン王国との対決では、いつもの「運が良かった!」では済まされない展開に。
ここで初めてウェインが本気モードに入り、腹を括った姿を見せてくれる。
この回を境に、「この人、本気出せばヤバいやつなんだな…」と再認識すると同時に、
「もう国売る気なくなってきてない?」というツッコミも生まれる。
④ 正直、後半はちょっと…わかるよね?
共感レビューなので、あえて言わせてください。
「序盤、めっちゃ面白かったのに…」
「ウェイン、ただの有能王子になってない?」
「もう売国ネタ、忘れてない?」
はい、これ全部思いました。
前半の“売国したいのに成功してしまう”というギャップが面白さの核だっただけに、
後半にかけてストーリーが重厚になりすぎたことで、“軽妙さ”が少しずつ失われていくのは否めませんでした。
しかも、敵キャラがどんどん強くなっていく中で、ウェインの“顔芸”や“裏の顔”の出番も減少。
いや、成長してるのは分かるし、作品としては正しい方向なのかもしれないけど…
私たちが好きだったあの“絶妙な力の抜け感”は、どこへ?って思った人、多いと思います。
⑤ この世界観に“もう一度入りたい”と思わせる魔力
いろいろ言ってきましたが、それでもやっぱり言いたい。
この作品、クセになる。
軽快なテンポ、魅力的なキャラ、テンプレを崩す展開、
そして“ちゃんと見た人と語り合いたくなる”要素が、ぎっしり詰まってる。
最初に見たときの衝撃、ニニムの優しさ、ウェインの本音と建前の使い分け…
あの空気感に、もう一度どっぷり浸かりたいなって、思っちゃうんですよね。
完璧じゃないけど、“愛される作品”ってこういうことかもしれません。
作品を観るには
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まとめ|“売国王子”と歩んだ13話、あなたもニヤけたはず

いやはや、こうして振り返ると…やっぱりいい作品じゃな。

共感できる人が多いのも、納得ですね。
『天才王子の赤字国家再生術〜そうだ、売国しよう〜』は、ただのギャグアニメでもなければ、硬派な戦略モノでもありません。
その絶妙な中間地点で、「笑いながらも真剣に観てしまう」――そんな不思議な魅力を持った作品でした。
観終えたあと、「あのシーンよかったよね」「ニニム最高だったわ」と誰かと語りたくなったなら、
あなたも立派な“天才王子ファン”です。
売国?そんなの、とっくに忘れてニヤけてたくせに――
そう思いながら、もう一度あの第一話を再生したくなる。
それがこの作品の魔力です。